エクセル(Microsoft Excel)で作る雨温図

改良版を 作りました

2012.07.25.up

気候区分の授業の「定番」とも言えるのが雨温図でしょうか。
以前は地図帳収録ののデータから手作業で作らせていましたが、
最近の生徒の状況を見ていると、ちょっと辛そうです。

また、説明する上では、
大きく印刷(拡大コピー)したものを指し示すことができればベストです。
しかし、地図帳や教科書から拡大するとキレイにできないし、
手書きで模造紙に書くのは手間がかかります。

こういった点を一発解決するのは、パソコングラフを作ることです。
定番ソフトであるエクセルのグラフ作成はなかなか多機能で、
うまく調節できれば雨温図を作ることが可能です。

今回、授業のためにエクセルでグラフを作ってみたので、
せっかくですからこの場で公開して、他の皆さんにもご活用いただきたいと思います。



雨温図を作成したエクセルのワークシート

スクリーンショット

各月の平均気温と降水量を入力すると
年平均気温と年間降水量を計算し、
白黒(プリント用)とカラー(画面用)の雨温図を自動作成します。
サンプルとして、下記の13都市のデータとグラフが入っています。
データを入れ替えたり、シート複写して増やして利用してください。

ファイル名 「uonzu.xls」(143KB)

クリックしてダウンロードしてください。
改編も再配布もご自由にどうぞ。

サンプル13都市

大阪
温暖湿潤気候
札幌

亜寒帯湿潤気候

ブエノイスアイレス
温暖湿潤気候(南半球)
パリ
西岸海洋性気候
ローマ
地中海性気候
モスクワ
亜寒帯湿潤気候
イルクーツク
亜寒帯冬季少雨気候
バロー
ツンドラ気候
昭和基地
氷雪気候
シンガポール
熱帯雨林気候
ダルエスサラーム
サバナ気候
テヘラン
ステップ気候
カイロ
砂漠気候

データは『高等学校地図帳』二宮書店より

 

2012.7.25.

ご要望にお応えして右に降水量、左に気温の目盛が出るように改良しました。
見本としてイルクーツクのみ作ってあります。複製などしてください。


uonzu2.xls(41KB)


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